学生の頃、中、高校生くらいの頃は女性叩きがひどかった、いわゆるミソジニーってやつだった
自分の性格が悪いから見下してたし、相手からも明らかに見下されてた、鶏が先か卵が先かみたいな話だがとにかく嫌いだった
大学に入ってからはミソジニーの傾向が年々なくなっていった、理由は分からないが単純に目にする機会が減ったからだと思っている(関わることは元々なかった)
私は大学時代工学部にいたため女性は周囲におらず、高校までのようにクラスがないので目につく機会が減った、キャンパス内で見かけるがクラスという箱の中でずっと居るわけではないし、コミュニケーションを取らざるを得ない機会もほぼなくなった
つまりお互い完全に関係が無くなったので相手から見下されることもなく、ただの赤の他人でしか思われなくなり、自分は女性の苦手な言動を見る機会がほぼなくなったので、女性に対する嫌悪感が薄れていった
よく工学部は女性がいないからかわいそうと揶揄されるが上記踏まえると自分は工学部でよかった、文系学部行ってたらミソジニーこじらせて何か事件が起きてたかもしれない
薄れたとは言いつつも私の住処であるネットには男女の対立を煽って金を稼ごうとする記事、動画、そして個人の投稿であふれている、暇な学生だった私はそれを見て攻撃こそしなかったものの目についたものは閲覧し心の中で嘲笑っていた
そして社会人1年目から仕事が嫌になりセミリタイアしてからは異性の対立を煽るような記事を見なくなった、理由はそんなことしてる場合じゃないからです
社会人になる、つまり自分で稼いで生きていかなければならなくなったことで無能である私は「安全の欲求」と「生理的欲求」が満たされなくなりました
下位の2つより上位の欲求が満たされないときに異性叩きをしてストレスのはけ口にしているわけです
いつ仕事を辞めることになるか分からない私は下位2つの低い欲求を満たせていないので煽動的な記事や動画のタイトル、サムネを見ても何も思わなくなりました
最近女性に対して嫌悪感を覚えるときは、車の運転中に危険にもかかわらず無理やり入り込まれた時のような明らかに実害のあるときだけです(私は運転下手なので単に下手な場合はしょうがないと思うようにしている)
この記事を書くに至った経緯はどこかの婚活番組?に出ている女性の態度が悪いという記事をいたるブログで見つけたからだ(セミリタイア、無職、ビルメンブログ等幅広くネタにされてた)
その番組は一切見ておらず出演者について顔も名前も全然知らないし、わざわざ見て相手を批評する気もないが、みんな他人を叩けるぐらい心に余裕があっていいなと思った
セミリタイアを目指している時が一番心が綺麗なのかもしれない